仙台市保健所が実施した残留農薬検査において、本県産セロリから食品衛生法に定める残留農薬基準値を超えて農薬(成分名:テフルベンズロン)が検出されました。原因は防除器具の洗浄不足によるものです。県産農作物における収去検査での違反事例は昨年に続き、2年連続の発生になります。
農薬使用時における「慣れ」や「油断」が大きな誤りをもたらし、産地に対する消費者の信頼を失うことにつながります。
農薬使用者一人ひとりが、基本に立ち返り、農薬を使用する際は、使用基準をしっかり守るとともに、農薬飛散防止や散布器具の洗浄等の徹底に取り組みましょう。
「農薬適正使用の徹底について」(山形県農林水産部通知)(259KB)