農業者年金は、農業者がより豊かな老後生活を過ごすことができるよう、国民年金(基礎年金)に上乗せした公的な年金制度です。平成14年の税制改正で積み立て方式の確定拠出型年金となり、年金額が加入者・受給者の数に影響されない安定した制度になりました。
【問】加入できるのはどんな人?
【答】国民年金の第1号被保険者で、年間60日以上農業に従事する60歳未満の人であれば、特に農地を持っていない方でも誰でも加入できます。経営主はもちろんのこと、配 偶者や後継者も加入できます。
【問】保険料はいくら?
【答】保険料は月額2万円から6万7千円までの間で千円単位で自由に選択でき、いつでも見直せます。また、要件を満たせば、政策支援(保険料の国からの補助)が受けられます。※35歳未満で認定農業者に該当しない等一定の要件を満たす方は1万円からでも加入できます。
【問】脱退したら年金はどうなるの?
【答】加入期間にかかわらず、支払った保険料は将来年金として受け取れます。
【問】その他の特色は?
【答】下記のような特色があります。(詳細は関連リンクをご覧ください。)
〇農業者年金の保険料は全額社会保険料控除の対象となり、節税効果が望めます。
〇加入者や受給者が80歳までに死亡した場合には、80歳まで受け取れるはずだった年金が遺族に支給されます。
※関連リンク 独立行政法人農業者年金基金