総合計画は、長期的展望に立って川西町の目指すべき将来像を描くとともに、その実現に向けて総合的かつ計画的なまちづくりを進めるために実施する施策や事業の体系と内容を示したものです。
本町では、川西町まちづくり基本条例第17条に基づき、平成28年度から令和7年度までを計画期間とする「かわにし未来ビジョン(第5次川西町総合計画)」を策定し、基本理念と基本目標、それらを達成するための政策や施策等を体系的にまとめ、住民と共有しながら、まちづくりを進めてきました。
この間、加速度的な人口減少・少子高齢化に加え、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行、自然災害の頻発化・激甚化、デジタルトランスフォーメーションの進展、SDGsの推進等、本町を取り巻く社会情勢は大きく変化しています。
さらには、働き方改革、ダイバーシティ(多様性)等、社会のあり方やライフスタイル等も大きく変化しつつあることから、多種多様な課題への対応が求められており、行財政運営はより厳しさを増すことが見込まれます。
令和8年度からスタートする第6次総合計画は、住民参画のもと、現状や課題、地域資源等を共有し、目指す町の未来理想図(※1)を考えながら、全ての住民の皆さんが幸せに笑顔で暮らせる共生社会の実現、持続可能なまちづくりを目指し、地域幸福度(Well-Being)を高める計画として策定を進めていきます。
※1 未来理想図:川西町の10年後を、そしてそのあとの未来を思い描いたときに、どんなまちでありたいかを示した、まちの目指す将来像をいう。
このページでは、計画の策定状況について、随時公開していきます。
住民の皆さんが主体となって、コミュニケーションやチームビルディングを学びながら町の未来理想図を検討する場として、かわにし未来づくりカフェを開催しています。
カフェの様子は町公式フェイスブックで随時公開しています。
開催日/会場 | 内 容 |
10月13日(日) 川西町役場大会議室 |
「心を開く~対話の基礎力」 ・川西町の現状、未来予想を知る。 ・対話の基本概念を理解する。 ・傾聴と共感の技術を学ぶ。 |
11月24日(日) 川西町役場大会議室 |
「想いを伝える~効果的な自己表現」 ・川西町の明るい未来、暗い未来を考える。 ・自己表現の重要性を理解する。 ・説得力のある表現技術を学ぶ。 |
12月15日(日) 川西町役場大会議室 |
「対立を乗り越える~建設的な議論の技法」 ・地域の強み・弱み・面白みを共有し、良い未来を実現するために使える町の資源について考える。 ・議論の重要性とその意義を理解する。 ・異なる意見を調整する方法を学ぶ。 |
1月10日(金) 川西町役場大会議室 |
「チーム力~協働のダイナミクス(力学)」 ・川西町の未来理想図を考える① ・チームワークの基本を理解する。 ・チームビルディングの技術を学ぶ。 |
1月25日(土) 未定 |
「未来を描く~ビジョン共有の技術」 ・川西町の未来理想図を考える② ・ビジョンの重要性を理解する。 ・創造的な対話によるビジョン構築法を学ぶ。 |
3月7日(金) 未定 |
「AI時代の町づくりー生成AIの可能性と活用」 ・描いた未来理想図に向け、自分ができることを考える。 ・生成AIの基本を理解する。 ・まちづくりへのAIの応用方法を学ぶ。 |
町民の地域幸福度や、町の施策に関する満足度・重要度を調査し、計画策定における根拠となるデータを収集するため、町民の皆さまに対しアンケート調査を実施しました。
◆対象:町内在住の町民(18歳以上) 2,000名(無作為選定)
◆期間:令和6年11月21日~12月9日まで
このほか、中高生向けのアンケートや、町外在住の方へのアンケートを実施しました。
ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。
町の課題や現状の改善に向けて必要なこと等を把握するするため、各分野の企業や団体の皆さまから、現状や課題についてヒアリングを行いました。
ヒアリングで出された意見等は、計画策定や今後の事業実施の参考とさせていただきます。
ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。
本計画については、専門的知見を有するアドバイザーや事業者の協力を得ながら策定を進めています。
◆住民参画アドバイザー(株式会社morisemi 森吉弘 氏)
総合計画策定に係る各種アドバイス、まちづくりへの住民参画推進のための支援、職員の育成を担う。
◆計画策定支援事業者(株式会社 国際開発コンサルタンツ仙台支店)
計画策定における情報収集、分析、デザイン、会議開催等に係る支援を担う。
町が策定している令和7年度までの「かわにし未来ビジョン(第5次川西町総合計画)」は、以下のページをご覧ください。