川西町の概要
川西町のシンボルマーク
町章は「川西」を図案化したもので、円満融和に結びつく、全町民の心を表し、 円化した「西」を中心に「川」を組み合わせたものです。
町の花はダリヤ、木は松となっています。
アジアのアルカディア
明治の初期、イギリスの女性旅行家イザベラ・バードは、美しい日本の原風景を求めて北日本を旅したが、そのときの内容を書き記した『日本奥地紀行』に、当時の川西町を訪れたときのことを鮮やかに表現している。
イザベラ・バードは、小松に滞在したときに、米沢平野をエデンの園といい、アジアのアルカディア(桃源郷)であると賞賛した。
「『鋤(すき)で耕したというより鉛筆で描いたように』美しい。 米、綿、とうもろこし、煙草、麻、藍、大豆、茄子、くるみ、水瓜、きゅうり、柿、杏、ざくろを豊富に栽培し、実り豊かに微笑する大地であり、 アジアのアルカディア(桃源郷)である」
(高梨健吉訳 『日本奥地紀行』 第十八信抜粋)
町の位置
川西町は、日本の東北地方、山形県南部の置賜地方のほぼ中心に位置し、リスボン、ソウル、アテネ、ワシントンと同じ北緯38度に位置している町です。町内に北緯38度と東経140度の交差点があります。
町の歴史
川西町は、昭和30年に小松町、大塚村、犬川村、中郡村、玉庭村、吉島村の一町五ヵ村が合併して誕生した町で、最上川の西側に位置することから、川西町と名づけられました。
その地勢は、広大な田園となだらかな丘陵地とに大きく二分され、豊かな自然に恵まれています。
町の産業
川西町は、その豊かな自然を利用した農業が盛んで、県内では庄内平野に次ぐ「米どころ」として知られています。
また、良質な米ときれいな水から生まれる地酒や歴史を持ち、先進の技術に支えられた米沢牛のおいしさは、町内外から非常に高い評価を受けています。
町の観光
『 川西ダリヤ園』では、650種100,000本のダリヤを咲かせ、毎年8月はじめから11月上旬の降霜の時期まで開園しています。メキシコ原産のダリヤは、ふるさとメキシコの太陽の輝きのように咲き誇り、多くの来園者で賑わっています。
情報の発信
川西町には、全国、世界に向けた文化の情報発信基地を自負する『フレンドリープラザ』があります。
プラザ内には、本町出身の作家・劇作家井上ひさし氏から寄贈された膨大な蔵書からなる『遅筆堂文庫』をはじめ、町立図書館、本格的演劇公演のための劇場がある複合施設です。
プラザは、広く門戸を開き、町民が学び、楽しみ、ふれあう場はもとより、町外、県外の来訪者、参加者を多く迎え入れ、地域間交流の拠点ともなっています。
歴史的遺産
町内には、東北地方でも有数の200基に及ぶ古墳群である国指定史跡『下小松古墳群』と東北最大級の前方後方墳である県指定史跡『天神森古墳』など、歴史的遺産も数多く残されていて、川西町が古代から多くの人々の生活を支えてきた伝統の土地であることも示しています。
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