置賜農業高校では、今年度授業の一環として最先端技術を活用した「ドローンによる水稲直播(じかまき)栽培」に挑戦し、田植え栽培と比較する実証実験に取り組んできました。
その実証実験結果について、まとめましたのでぜひご覧ください。なお、実証実験にあたっては、株式会社マイファーム様のご協力により実施・記録等を行っております。
実証実験結果は こちら(5208KB)
なお、1年間の取り組み内容は、町報かわにし12月号の特集記事としても取り上げておりますので併せてご覧ください。
□■□実証実験に取り組んだ背景□■□
現在、農業の現場では担い手不足という課題があります。それを解消するため、限られた人や設備で効率的な農業を行う、 ロボットやAI(人工知能)等、ICT(情報通信技術)を活用したスマート農業の活用が全国的にも始まっています。
置賜農業高校では、スマート農業技術の1つであるドローンを用いた水稲鉄コーティング直播に挑戦。この技術は「農作業を省力化できる」「農業にかかる費用を削減できる」「作業負担が少ない」という効果が期待できる一方、通常の田植えをする方法と比較して「収量を確保できるか」「美味しいお米ができるか」という課題があります。
この度の挑戦では、それらの効果や課題について田植え栽培との比較を行い、結果を検証しました。
□■□置賜農業高校と川西町□■□
町では、置賜農業高等学校と平成27年に「川西町と山形県立置賜農業高等学校との連携に関する協定書」を締結し、連携を深めてきました。
今年度は新たに、置農生の耕す志を支援する「置農アグリ耕志援補助金」を設け、企業等とも連携しながら若者が夢ある近代的な農業に触れる機会の創出を支援しました。
今後も、学校と協力しながら置賜農業高校の魅力的な農業教育の推進を図っていきます。