今年度、置賜農業校学校では、団体・企業等からの支援を受けながらドローンによる水稲直播栽培に挑戦しています。
ドローンによる水稲直播栽培(すいとうちょくはさいばい)は、田植機で育てた苗を植える従来の方法(移植栽培)に対し、ドローンを使用し直接水田に種をまいていく栽培方法です。水稲直播栽培のメリットとして、育苗や移植作業をなくすことにより、労力の省力化や分散が図られる一方で、デメリットとして収穫量の低下が挙げられます。
置賜農業校では、稲の成長や収穫量等を比較しながらメリット・デメリットを検証することとしています。
6月22日(水)は、置農生物生産科稲作専攻生徒が5月中旬に種まきした苗の生育調査を行いました。
1枚の田んぼに、1メートル×1メートルの区画を6カ所設置し、区画内にどの位の苗があるかを数えたり(苗立ち株数)、気温・水温を測定したりしました。
今後も、ドローンによる除草剤散布や成果報告会の開催を予定しております。ぜひ、一年を通じて置賜農業高校の取り組みを温かく見守っていただければと思います。