5月17日(火)置農生がドローンによる水稲直播栽培(播種作業)に挑戦しました。ドローンによる水稲直播栽培に高校生が取り組むのは、県内でも初めての試みとなります。
令和4年度置賜農業高校では、生徒が近代的な農業に触れる機会を創出し、魅力的な農業教育の推進を図ろうと、授業の一環として最先端技術を活用したスマート農業に取り組むこととしました。
今回は、千松寺実習田においてドローンを使った水稲の播種作業を行いました。置農生物生産科稲作専攻生徒4名が、ドローンを操作する株式会社KS及びスカイテックの作業補助として、鉄コーティング種子をふるいにかけドローンに積載するなどの作業にも参加しました。
また、1年生から3年生までの生物生産科生徒約50名も播種作業を見学しながら水稲直栽培や圃場調査方法についての説明を受け、スマート農業について学習しました。
参加した生徒さんからは「想像以上にドローンが大きく驚いた」「昨年、田植え機で移植するのに1反30分以上かかったがドローンだと2反でも10分程度で終わった。スピード感が全く違う」との声が聞かれました。
今後も6月初旬のドローンによる初中期一発剤散布や成果報告会の開催を予定しております。ぜひ、一年を通じて置賜農業高校の取り組みを温かく見守っていただければと思います。