本号(令和8年2月号)では、ヨガやピラティスのインストラクターとして活動している大崎瑠美(るみ)さんにインタビューしました。

大崎 瑠美 さん
Profile
インタビュー内容一覧
川西町をはじめ、飯豊町や米沢市でヨガやピラティスのインストラクターを行っています。今年4月からは新たに長井市でも行う予定です。川西町では、「総合型地域スポーツクラブ スポーツかわにし」でピラティス教室のインストラクターになっています。隔週金曜日の19時30分から開催し、毎回20~30人もの幅広い年齢層のみなさんに参加いただいています。
加えて、多くの方にヨガやピラティスに興味を持っていただくために、イベントを開催しています。昨年10月12日に開催された「秋のもぐスポ in 川西町」ではピラティスのインストラクターとして、今年1月10日~2月28日に開催されている「令和7年度後期短期教室 女性に贈る美bodyYOGA」ではヨガのインストラクターとして参加しています。
ヨガは古代インドの宗教の修行から始まったものとされています。柔軟性を高めたり、インナーマッスルを鍛えたりして、しなやかな体型にしていくイメージです。
ピラティスは第一次世界大戦で負傷した兵士のリハビリトレーニングから始まりました。リハビリや筋肉の回復、筋肉を作っていくなど、トレーニング要素が入っています。体の筋肉を正しく使っていくかたちで姿勢の強化などにつながります。
ヨガとピラティスは呼吸法が異なります。ヨガは腹式呼吸、ピラティスは胸式呼吸です。ヨガでは、ゆったりとした腹式呼吸の中でやっていくので、副交感神経が優位になりリラックスモードになります。反対にピラティスは、胸式呼吸で交感神経を刺激し、体を緊張状態にさせていきます。体を使って眠っている筋肉を呼び覚ますイメージです。
ヨガは外見だけではなく、内面も磨かれることが魅力だと思っています。私もヨガを始めて変わることができました。子どもの頃、「こうしなきゃいけない」と自分ルールのようなものがあって生きづらさを感じていました。ヨガに出会って哲学や考え方を学んでいく中で、ふっと楽になる瞬間がありました。体を動かすことで前向きな気持ちになり、考え方も変わって自信を持てるようになりました。ヨガには、八支則といういくつかの考え方があります。その中に「執着しない」という考え方があり、何でも手を出さずに「手放すこと」も大切にしています。欲や考え方から離れて自分を客観的に見ることができるという考えです。始めは手放すことに抵抗はありましたが、執着しないようになることで気持ちが軽くなりました。その経験からヨガの考え方を意識するようになりました。
ピラティスは筋肉をしっかりと使い、背骨の動きを大事にしています。姿勢や骨盤の位置を大切にしているものなので、正しく筋肉を使うことができ、姿勢も良くなることが魅力です。筋肉を使っていく中で内面的にも強くなれると思っています。ご高齢の方など、ピラティスが向かないと思っている方もいらっしゃいますが、どこか痛めている方のリハビリとしてもおすすめです。
それぞれ良い部分があるので、私はヨガとピラティスの両方をバランスよく取り入れたレッスンを提供していきたいと考えています。
川西町に移住する前は、東京都のホットヨガスタジオでインストラクターをしていました。元々ヨガは趣味で、スタジオに通っていました。インストラクターになったのは、通っていたスタジオのインストラクターにお誘いいただいたことがきっかけです。その方は憧れの方で、私にとって目標のような存在でした。人前に出る仕事に就きたいという思いもあったので、正式にインストラクターを目指すことにしました。その後は、スタジオでアルバイトをしながら研修を受講し、試験に合格してインストラクターになることができました。
ピラティスについては、インストラクター生活の中で勉強し、レッスンができるようになりました。
私は、多くの方にとってヨガやピラティスが習慣になって欲しいと思っています。だからこそ、実際に多くの方に参加いただき、ヨガやピラティスがみなさんの習慣になっていることに嬉しさを感じています。
受講生のみなさんはそれぞれ悩みを持たれています。その悩みに寄り添えるレッスンをやっていきたいと思ってインストラクター活動に取り組んでいます。レッスンをとおして受講生のみなさんが変化や達成感を持ってくださることがとても嬉しく感じています。
受講生の方に「先生のような体型になりたいです」と言っていただいたときに嬉しさが込みあがってきました。受講生時代に私にインストラクターを勧めてくださり、私の憧れの存在であったインストラクターのように、私もみなさんの目標となる存在になりたいと思います。
東京から移住してきて2年目になりますが、みなさんフィットネスやヨガに対して少しハードルを高く持たれていると感じています。ヨガをやっていると「すごいね」というような謙遜されてしまったり、フィットネスはご高齢の方が健康のためにやるものと思われていたりするように思います。これらの価値観も素敵なものではありますが、以前私が住んでいたところでは仕事帰りにヨガに通ったり、週に何回も通ったりと気軽に行っていました。だからこそ、みなさんに気軽に受けていただけるように、ハードルを低くしていきたいと思います。
「ご飯を食べたいから、日々我慢しないためにちょっと体を動かしてみよう」「憧れのアイドルや俳優さんみたいになりたいから、ちょっと無理して頑張ってみよう」など、何か明確な目標を立てながら、その目標に一緒に寄り添える指導者でありたいと思います。そのためにも、今後たくさんのイベントを企画し、まずはヨガやピラティスに触れる機会を作っていきたいです。
来ていただいた方に「来てよかった」「もっと軽い気持ちで来てよかったな」と思っていただけるように、フィットネスに対してもっと気軽さを広げていきたいです。川西町には大きな体育館があります。今年から大きな鏡を導入いただきました。体育館にはレッスンを受けやすい環境が揃っています。ヨガマットも貸し出ししていますので、ぜひ気軽に足を運んでいただきたいと思います。
明確な目標が2つあります。
1つ目は、置賜地方にヨガを広めることです。今は川西町をはじめ、飯豊町や米沢市、今年の春からは長井市でレッスンをさせていただく機会があります。ぜひ置賜地区全体で活動したいです。東京から移住した私にとって、ヨガを広めて、みなさんに身近に感じていただくことは使命だと思っています。まずは置賜全域でレッスンを提供できる機会を作って、自分の活動範囲を広げていきたいと思います。
2つ目は、自分のスタジオを作りたいです。気軽にそしてリースナブルにさまざまな年齢の方にレッスンを受けていただけるようにしたいと思っています。昨年7月に川西町で高齢の方向けに椅子を使ったヨガのレッスンを開催したました。このような高齢の方を対象としたレッスンもやっていきたいと考えていますし、同世代に向けたレッスン、逆に様々な年代の方が受けれるレッスンなど、さまざまなレッスンをスタジオで開催したいです。
これまで隔週で開催してきたピラティス教室が今年の4月から毎週開催に変わります。お仕事帰りや週末にふらっと立ち寄れるように毎週金曜日の午後7時30分から開催します。ぜひ参加ください。
Information
令和8年4月からピラティス教室を毎週金曜日午後7時30分から開催。詳細は決定次第、一般社団法人川西町スポーツ協会のホームページやInstagramでお知らせします。