●学校運営の課題
(1)労働人口の減少に伴い教職員が足りない。小学校を集約して教職員不足に対応したい。
(2)老朽化の進む学校が多い。小学校を集約して十分な整備を進めたい。
(3)財政規模に見合った学校数にし、子ども達の将来に向けて財政状況を改善したい。
●適正配置の検討に向けた指針
(1)現存する校舎を活用するために、児童や教職員の収容人数、予想される学級数と現教室数、建築年度等の条件を考慮する。
(2)適正配置の複数の方法についてシミュレーションし、教育環境を整備しながらも財政的負担を最小限に留める。
(3)学級編制については、多人数単学級による学級編制をできる限り避けるとともに、複式学級による学級編制が継続しないようにする。
(4)開校や閉校には、通常業務に加えた児童への指導や準備への業務が伴うため、学校の通常業務が滞ることのないように準備期間を確保する。
将来的には町立小学校1校にすることを目標とする中において、おおむね10年以内に町内5校の小学校を1校ないし2校の配置となるよう検討を進めることについては、「統合は良いと思う」「統合は仕方がない」という意見とともに「統合のスケジュールはどうなるのか」という質問を多くいただきました。
【その他質問や意見】
・統合の方法として、一気に行う方法と段階的に行う方法のどちらが良いのか。
・校舎は新しく建て替えるのか、現状あるものを使うのか。
・大塚小学校区のメディカルタウン開発で子どもが増えた場合、どう対応するのか。
・統合する場合、スクールバスの台数が多く必要になるが、その財源は大丈夫なのか。
・学校を5校から1校にした場合、どれくらいの財政削減を見込んでいるのか。
・統合には賛成だが、統合によって浮いた経費を教育に投資してほしい。町の借金返済には使わないでほしい。
・統合する場合、本校の児童は全員同じ学校に行くのか、近い学校に分かれることはないのか。
・学校本来の機能とは具体的に何か。
・学校統合に伴い、学童保育が再編成されるのか。
・スクールバスの運行について、安全面や体力面での配慮はどうするのか。
・幼稚園児の保護者の意見はどのように反映されるのか。
・現場の先生たちは統合についてどう考えているのか。
・統合に関して子どもたちの意見が大切だと思う。
・廃校になった学校の利活用についてどう考えているか。
・特別支援学級についてはどのように考えているのか。