チョウセンアカシジミは、日本では岩手、山形、新潟3県のごく一部にだけ生息するシジミチョウ科の蝶です。その名前は、朝鮮半島産のものが知られていたことと、赤っぽい翅(はね)の色に由来しています。翅を開いた時の大きさは3.5cmほどで、発生は年1回、本町では6月20日頃に羽化します。
雑木林に多いトネリコを食樹としますが、川西町を中心とする置賜地方では、水路や屋敷林に植えられたトネリコに誘われるように、生息域は平野部の水田地帯にも広がっています。
大塚小学校の児童や地元住民による活発な保護活動が行われています。