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川西町長だより 令和2年12月15日 見えない敵との戦い

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川西町長だよりを更新しました

 流行語大賞が「3密」に決まるなど今年はコロナ感染対策に明け暮れた一年となりました。年初めには想像も出来なかった状況が次々生まれ、オリンピック・パラリンピックが延期となるなど歴史的な年となりました。
 現在その第三波が襲い、感染拡大の勢いが増しています。もっとも心配されていた医療崩壊が北海道で始まっていると報道され、一層危機感が高まります。県内も庄内、村山地方でクラスターの発生が相次ぎ緊迫した状態です。幸い置賜地方は落ち着いていますが、通学や通勤など人の往来は盛んですので油断はできません。今まさに感染を封じ込めなければ取り返しがつきません。国から感染拡大地域への往来や不急の外出について自粛が要請されました。年末年始の帰省についても本当に残念ですが、慎重に行動してほしいと思います。改めて、町民の皆さんには、感染予防のため手洗い、手指消毒、マスク着用、換気に十分注意し、コロナを持ち込まない予防を徹底してまいりましょう。
 また、医療従事者、感染者へ誹謗中傷があるといわれますが、このようなことは絶対あってはなりません。4月に感染が始まった時そのようなうわさが広がりました。私は事実確認をしましたがうわさのようなことは一切ありませんでした。感染された方は被害者です。それを必死に治療することは社会的使命であり、その恩恵を受け私たちの社会は成り立っています。人を傷つけることが社会の分断を生み、私たちの暮らしを脅かし破壊につながることを考え行動してほしいと思います。
 経済的にも、社会的にも大きな痛手を負った一年でしたが、この経験をばねに来年は必ず飛躍の年にしてまいりましょう。皆様が健やかに新年を迎えられますようご祈念申し上げます。


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