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川西町長だより 令和2年2月15日 記録的な暖冬を踏まえて

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川西町長だよりを更新しました

 恒例の雪まつりやスキー大会が相次いで中止になるなど、どこへ行っても雪の話で持ちきりです。日本列島全体が小雪暖冬のまま冬が終わりそうです。記念すべき東京オリンピック・パラリンピック開催の年に、誰も経験したことのない積雪ゼロセンチで立春を迎えた事態に、少なからず不安ももたげています。降雪を前提に暮らしている私たちにとって、雪が降らないことによる影響は想像以上に大きなものがあります。ガソリン、灯油、電力消費は落ち込み、除雪関係者、食料品、衣料品の販売も不振です。雪の重みから解放され助かるとの声もあれば、雪で成り立つ生業の人もあり複雑な心境です。農作物への影響や水不足、夏の暑さはどうなるのか、台風や豪雨がまた来るのではないかと不安がよぎります。追い打ちをかけるように、新型コロナウィルスの感染が世界中に広がり、健康不安や景気への悪影響が懸念されます。手洗いなどインフルエンザと同じように対策するとともに、冷静な対応をお願いします。何が起きてもしっかりと危機管理に努めてまいります。

 先月全国川西会議が開催されました。昨年10月開催予定でしたが、被災し本町が参加できないことを受け延期となり、再度調整いただきました、阪神淡路大震災を契機に発足し23年の歴史がありますが、その間には選挙を通じ首長、議会議長が交代しており、ぜひ年一度の総会は開催してほしいと要望していました。今回は越田謙治郎川西市長はじめ3人の議長が初参加、川西会議の意義や継続を再確認しました。また本町の災害に対し、全国川西会議より心のこもった義援金を賜りました。感謝申し上げます。

 立春とともに待ちに待った朗報が届きました。国土交通省から国道113号梨郷道路の供用開始が令和5年度と発表されました。町の発展の要となる梨郷道路、国道287号川西バイパスの整備が一挙に進むものと心から歓迎します。いよいよメディカルタウン構想の実現に向け事業を推進してまいります。


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