ホーム > 町長の部屋 > 川西町長だより 令和2年1月15日 夢と愛を未来につなぐまち

川西町長だより 令和2年1月15日 夢と愛を未来につなぐまち

更新情報
川西町長だよりを更新しました

 新年明けましておめでとうございます。皆様には健やかに新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。

 さて、昨年は町内で床上・床下浸水など大きな災害が発生、被災された皆様にお見舞いを申し上げます。全国で甚大な被害が相次ぎ、復旧には数年の歳月が必要な地区もあり、その爪痕の大きさを実感しています。今も避難生活をされている方も多く一日も早い復旧を願っております。

 一方、昨年12月から年始にかけては強い寒気が長続きせず、雪が非常に少なく除雪車は待機の状態が続いています。雪国に暮らす者にとってしのぎやすい冬といえますが、スキー場をはじめ経済的には大きな影響を及ぼしています。年間降水量がほぼ一定とすると、今後の天候が心配になり、気象情報から目が離せません。昨年の災害を教訓に、自助・共助・公助の町防災計画を見直し対策を強化してまいります。今年こそは災害のない穏やかな年であって欲しいと思います。

記念する年を迎え

 2020東京オリンピック、パラリンピックの開幕まで200日を切りました。皆さんの多くは昭和39年の東京オリンピックを鮮明に記憶されているのではないでしょうか。小学生だった私も、青空に恵まれた開会式、植民地から次々独立したアフリカの国々の入場行進など子どもながらにわくわくしたことが懐かしく思い出されます。聖火リレーも学校全員で応援しました。

 56年後の今回は、運営も内容も大きく様変わりし、真夏の祭典となり厳しいコンディションが予想されます。準備に万全を期し「アスリートファースト」で最高の競技を期待しています。町はオリンピック選手の誕生が長年の夢でありますが、その一番近いところで頑張っている男子バレーボールの髙橋健太郎さんの活躍を期待し、全力で応援したいと思います。

 新庁舎建設工事は来年1月の完成を目指して順調に進んでいます。今年1月には1階部分、2月には2階部分、そして4月には3階部分のコンクリートが打設され、夏には建物の全容を現します。今後は利用者の視点に立って働く動線、電算システムや設備、機能、移動準備など、新庁舎移転までの最終段階に入っていきます。

 メディカルタウン整備においては、今年新たに診療所が開設され土地利用計画が本格化します。梨郷道路は整備の最盛期を迎え、国からの開通時期の発表が期待されます。国道287号川西バイパス整備と合わせ、置賜全体の発展のため事業を推進してまいります。

 平成28年にスタートした第5次川西町総合計画(かわにし未来ビジョン)は前期基本計画の最終年を迎え、後期基本計画の策定の年となります。まち・ひと・しごと総合戦略の次期計画と合わせることになります。少子化・高齢化など直面する課題を見据え町の将来像を町民の皆様はじめ外部、内部の英知を結集してまとめてまいります。

 子年は十二支の始まりで新たなものに挑戦する年といわれます。将来、今年を振り返ったときに国内外とも2020年が変革の始まりだったと言われるような気がします。そのような大事な一年を迎え、改めて町の発展や町民の幸せのため全力を尽くしてまいりたいと思います。

 結びに、皆々様の今後ますますのご健勝、ご多幸を心よりご祈念申し上げます。


この記事に関するお問い合わせ先