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川西町長だより 令和元年12月15日 令和新時代の年末に

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川西町長だよりを更新しました

 今上天皇のご即位の国事行為もつつがなく終えられ、令和元年の歳末を迎えました。今年は選挙の年ということもあり、慌ただしく時間が過ぎたように感じられます。6月の山形県沖地震、台風による豪雨災害が頻発し心休まらない心境でした。災害が少ないと語られてきた本町も台風19号被害は、地球温暖化がもたらす災害多発時代を迎えた証として教訓にしていきたいと思います。被災された皆様にお見舞い申し上げます。防災アドバイザーの山村武彦先生は、「災害現場では蛇口から水が出る、電気がつく、トイレが流れるこのあたりまえのことが、いかに奇跡的なことなのか実感し、トイレに感謝して一日が始まる」と述べています。作成中の浸水ハザードマップを通じ皆様と災害への備えを確かめてまいります。

 先月、学習指導員が不法侵入で逮捕され、児童や保護者の信頼を裏切る事件が発生し、心からお詫び申し上げます。事件を受け児童の気持ちに寄り添い、安心して学校生活が過ごせるよう対応しています。

 8月に固定資産税の課税ミスが本町はじめ多くの市町村で発覚しました。資産を相続する代表の方の資産と相続財産を合算し過大に固定資産税を課税してしまいました。自治会長報酬の源泉徴収税の徴収誤りも発見されました。講師料などの報酬は10..21パーセント、年額の報酬は3.063パーセントとの源泉徴収率を同じ報酬という言葉で錯誤したものです。たいへん申し訳ありませんでした。二重チェックなど事務改善を進め信頼回復に努めてまいります。

 人口減少を克服するには人材育成を最優先にしていかなければなりません。その取り組みの差が、市町村の格差につながると言われています。町職員においても同様で、職員一人一人の向上心がなければ役場全体のレベルは上がりません。殻を破り挑戦する職員を育成したいと思います。

 今年一年、時代の変わり目に遭遇し色々な出来事がありましたが、皆様のご協力に感謝します。よい新年をお迎えください。


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